成功に導くページ作りのビスケット >パブリシティ>2007年12月号

経済誌フォーNET 2007年12月号〜コラム「インターネットよろず話」
「ホームページにおける導線とは」
前回SEO(サーチエンジン最適化)についてお話させていただきましたが、今回はホームページの中身について少し考えてみたいと思います。
最近の傾向としてSEO対策をメインに進める業者が増えていると聞きますが、大前提として気になるホームページがよくなければなりません。もしターゲットとしているお客様層がそのホームページを見て不便性を感じたり、目的を達成できないページになっていたとしたら、SEO対策で多くの人に見られた分だけ逆に評判を落としかねません。
よいホームページの条件にホームページの目的がはっきりしていることが挙げられますが、その目的に合わせてお客様を誘導しなければなりません。いわゆる「導線」と呼ばれるものです。もしそのページが商品を販売するものであれば、お客様が商品の説明を確認してから購入の手続きを行う動作までを流れるようにできるものがよいホームページといえますし、会員の募集をするのが目的なら、規約がわかりやすく、お客様が安心して会員手続きのフォームに書き込めるまでの流れを確保できているものが理想です。
そしてホームページの中でも、最初に開かれるトップページはすべての導線の始まりですから特に重要です。
最初に開いたところをスタートとしてお客様がホームページの中を見られるわけですから、最初を間違うと大変です。まずはトップページにあるべき項目がきちんとあること、そしてその中でも重要な項目に目がいくようになっていることが大事になってきます。見た目の良いホームページと結果を出せるホームページの違いの一つはこの「導線」にあるのです。
ホームページを作ったがなかなか結果が出ないという方は、導線ができているかどうか一度確認されてみてはいかがでしょうか。