成功に導くページ作りのビスケット >パブリシティ>2007年10月号

経済誌フォーNET 2007年10月号〜コラム「インターネットよろず話」
「ホームページ製作会社の見極め」
さて、数回にわたってホームページを制作する意義について話してきましたが、では実際にはどういった業者と付き合っていけばよいのでしょうか?
インターネットやタウンページなどで調べても分かるようにホームページ業者は五万といます。広告代理店だったところがホームページ制作事業も行うところ、印刷業だったところ、ソフト開発業者だったところ、デザイン事務所等々。それぞれ得意分野はあるのでしょうが、制作業者を選ぶ前にホームページを作るうえでの最終目的は何かをもう一度考えてほしいのです。多くの会社の目的は「新規顧客開拓」を行うこと、そして最終的には「売り上げアップ」を図ることでしょう。おしゃれなデザインセンスのあるページを作れる会社はたくさんありますが、商売につながるページを提案できる会社は少ないように思えます。それを見極めるためには製作会社と徹底的にヒアリングを行ってください。ホームページに関することはもちろん、企業におけるホームページの位置づけ、戦略、ほかメディアとの連携など詳しく話し合うことです。ホームページの成功はインターネットの中だけに答えがあるわけではないのです。
そしてホームページの目的を明確にしていきます。社内だけで考えるより製作会社と一緒に考え、検討していくことで更に問題点や対策が明確化されていきます。そのためには多くの時間が費やされますが、それをともに検討してくれることが重要です。また、数々のディスカッションの中で難しい言葉ではなく判りやすく説明ができることです。プロの世界では常識でも通常は知らないのが当たり前です。決して難しい言葉に惑わされることなく、理解できてからこそ良いホームページができるのです。パートナーとしての製作会社を選ぶ時点でホームページの成否が決まってきます。